さる11月12日~13日 11月勉強会が高知にて開催されました。
テーマは「南国高知でもパッシブ実践!田島先生との交流」です。
一日目の12日は高知空港で集合後、急遽地元で高名な細木建築研究所さんの設計で校長が世界的な建築家隈研吾さん、そしてCLTを活用して建築された林業大学校を見学させていただきました。CLTを活かしたデザインでCLTのこれからの可能性を感じました。
続いて高知工科大へ移動し、田島先生のレクチャーです。
最近お換気に関する動向として、海外でのAIVCという学会であった興味深いセッションとして、ダクトの気密性やデマンドコントロールについての発表、換気の基準の合理性についてなど様々な情報をご提供いただきました。なかでもCO2濃度の基準は臭いから来ていて、人体や生活から発生する臭いをさせないために必要な量であったという話は皆さん目からうろこでした。
3部では恒例の「なんでも生討論」です。換気については何が良いのか悩んでいる方からパッシブを実践されている方まで、各社の事例や取り組みを中心にとても活発な意見交換の場となりました。
その後大学の見学です。日建設計による設計で素晴らしいキャンパスでした。公園の隣に建設されており春は桜も有名な所です。
懇親会は皆さん最大の楽しみ「鰹の塩たたき!!」に舌鼓を打ち高知ナイトを楽しみました。
2日目は会員で高知でパッシブ換気を実践されている矢野工務店さんへお邪魔しました。海の真ん前です。まず須崎の本社にお邪魔して取り組み紹介です。社員の方がどのようにお客様にプレゼンしているのか実際に説明いただきプレゼン力の高さに会員皆さんとても勉強になったようです。またVR体験も出来るようになっていて矢野工務店さんの強さを体感することが出来ました。
お昼にご当地名物鍋焼きラーメンを頂いて高知市に移動。パッシブ換気を実践しているモデルハウス2棟を見学させていただきパッシブ換気の実践例として色々参考になりました。
最後はJIAの環境建築賞の優秀賞受賞された細木建築研究所の細木先生の自邸を見学させていただきこれまた貴重な設計の実践の勉強となりました。
とても身になる研修会となり参加者皆さんとても満足していただいたようです。設営いただきました矢野工務店さんありがとうございました。