パッシブ技術研究会とは、パッシブ換気の温暖地・蒸暑地への普及を目指し、関東以西(関東から九州)において現実的で自然の力を上手く取り入れた住宅づくりを目指しています。

インフォメーション-パッシブ技術研究会

2月勉強会は群馬にて行われました。

第一部は隈研吾氏設計の富岡市役所新庁舎の見学です。

IMG_8362⚫.jpg

担当設計者である 設計室長 武田清明氏自らの説明を頂き、地元の物をいかに設計に活かすかの工夫等設計にまつわるとても貴重なお話や思いを聞くことが出来ました。

IMG_0080⚫.JPG

第二部では世界遺産に登録されている富岡製糸場の見学です。日本の近代工業の発展に大きく寄与した工場で す。特徴は木の骨組みに、煉瓦で壁を積み上げて造る「木骨煉瓦造」(写真1枚目)という西洋の建築方法で建てられ、煉瓦壁はフランス積み(写真2枚目)で積まれています。

IMG_8351⚫.jpgIMG_8352⚫.jpg

第三部では今回の勉強会の目的である、コンクスハウジングパッシブ換気モデルハウス見学です。

IMG_0103⚫.JPG

この住宅は上下ではなく左右に分けられた2世帯住宅となっているので、床下エアコン+L型排気筒方式+高断熱と、床下温水暖房+排気塔+超高断熱と大きく2つに分けて建築され、比較出来るようになっています。現場見学は新しい取り組みの実践を学べる場としてとても重要な勉強会になりました。

IMG_0098⚫.JPG