パッシブ技術研究会とは、パッシブ換気の温暖地・蒸暑地への普及を目指し、関東以西(関東から九州)において現実的で自然の力を上手く取り入れた住宅づくりを目指しています。

インフォメーション-パッシブ技術研究会

27年度総会

2015年7月 7日
さる6月12日、池袋明日館においてパッシブ技術研究会第3回総会(27年度)が開催されました。
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会員近況報告でもパッシブ換気の事例が増えつつ有り、今年度は取り組み事例も増えそうです。さらには西は山口県でも一棟パッシブ換気の事例が建築中で将来のメンバー増強の可能性も増えてきました。また、今年度は11月に世界のパッシブ換気についての海外研修も計画され、ますます活発な活動が予定されています。
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総会後の田島先生による基調講演では、「パッシブ換気の測定事例とエネルギー消費量について」講演を頂き、パッシブ換気の優位性がエネルギー上でも評価され温暖地である6,7地域では熱交換よりも省エネなことが分かりました。また太陽熱集熱パネルの効果も高い効果を示す事が説明されました。
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続いて北海道のJ建築システムさんによるJグリッドポスト工法についての説明を頂きました。パッシブ換気システムは床下空間をチャンバー空間として活用するために、その部分の形状がとても重要で、なるべく障害にならないような基礎形状が求められます。本工法を採用することでそれが容易に実現できる工法として今後の検討課題として会員一同の高い関心がありました。
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以上盛会のうちの総会も終了し新しいスタートを切ることが出来ました。