パッシブ技術研究会とは、パッシブ換気の温暖地・蒸暑地への普及を目指し、関東以西(関東から九州)において現実的で自然の力を上手く取り入れた住宅づくりを目指しています。

インフォメーション-パッシブ技術研究会

平成28年度総会

2016年6月22日

さる6月16日、当会の28年度総会が開催されました。

最近2社の新入会員も増え、16社でのスタートとなりました。

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今年度は新たにワーキングを立ち上げ、カタログ作成やマニュアル整備、シュミレーションの活用など様々な事にトライする事が承認され、勉強会も内容が充実しそうです。

ますます会の活性化が楽しみな一年となりそうです。

総会後の勉強会では第一部に当会顧問の高知工科大の田島先生より「ヨーロッパ調査報告及び国内の最新動向」と題した基調講演を頂きました。

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まず、国内最新情報として、自立縦貫型住宅フェーズ5・CO2濃度1000ppm問題・建物の気密性等、会の中でしか得られない貴重な情報を頂きました。

続いてヨーロッパ調査報告ではガウディ建築の紹介があり、換気(パッシブ換気)や採光等、建築環境が考えられている例の紹介があり、パッシブ換気に携わる者は一度は見に行かなければならないと感じさせられましたw

最後にパッシブ建築の測定としてタイの「虹の学校」という土嚢建築で有名で田島先生の同僚の高知工科大学渡辺菊眞先生が携わったプロジェクトの調査で、土嚢の蓄冷効果によって夏の室内環境かなり効果が出ている結果の報告話を頂き、大変勉強になる興味深い内容でした。

続いての2部では出席会員同士のプレゼンです。

自己紹介や取り組み紹介等かなり充実した内容で、最後には時間が足りない位の会員相互の理解も深まるとても有意義な内容となりました。今回はじめての取り組みでしたがとてもよい内容となりました。

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