パッシブ技術研究会とは、パッシブ換気の温暖地・蒸暑地への普及を目指し、関東以西(関東から九州)において現実的で自然の力を上手く取り入れた住宅づくりを目指しています。

インフォメーション-パッシブ技術研究会

2月勉強会報告

2017年3月13日

さる2月8日(水)、2月勉強会が開催されました。

第一部は会員の原田工務店さんのモデルハウス見学です。こちらはもちろんパッシブ換気で床下暖房となっています。なんと管元総理も御覧頂いたとの事。これからはこういう省エネ住宅がどんどん普及することが必要だととても感心を持っていただいたそうです。

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参加者もパッシブ換気の事例とあってかなり興味深く見学された様子でした。特に床下エアコンには注目が集まり、欄間や上がり壁など空気を回す工夫や夏のエアコンをどうやったら回せるかと議論が深まりました。

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第2部はオープン開催で会員外の方も参加して頂き南先生の「2017年のトレンドを読む」と題した講演会を行いました。

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断熱、省エネ、換気の歴史の話を通して世の中の変化の理由を示し、「トレンド」とは既に成熟しかけたものをいい、商売はそれを追い掛けること。パッシブ換気はまだまだ「先」で、トレンドを聞きにきた会員の人達に「みなさんは先を走ってる。先を商売にするのは大変で、成功させたら後追いしてくる者がいる・・割に合わないが、問題意識をもって先を走った者と、これは商売になると思って追い掛けてくる者ではなにかが違う・・その何かを問答していくのが会」と応援していただきました。

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