パッシブ技術研究会とは、パッシブ換気の温暖地・蒸暑地への普及を目指し、関東以西(関東から九州)において現実的で自然の力を上手く取り入れた住宅づくりを目指しています。

インフォメーション-パッシブ技術研究会

2016年12月勉強会報告

2016年12月25日

去る12月6日(火)12月勉強会が開催されました。

午前中には、施工事例を纏めるワーキング、カタログを作成するワーキング、住まい方マニュアルを作るワーキングがそれぞれ開催され、年度末完成を目指し活発な意見交換がされました。

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午後になり第一部で「パッシブ・ハイブリッド換気について」と題し、保健科学院の林基哉先生の講義です。
住宅の換気全体の歴史からパッシブ換気誕生の背景、温度差が少ない時期のパッシブ換気を補う様々なハイブリッド換気手法の紹介、そして、室内環境の予測手法とその技術について大変興味深いお話をいただきました。パッシブ換気について理解がとても深まりました。

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第二部では、北海道大学の菊田弘輝先生による、パッシブ換気設計のための設計支援ツール「パッシブ換気解析ソフト」の考え方と使い方について講演頂きました。
まだまだ発展途中のソフトですが、このソフトを使用する事によりより詳細なパッシブ換気の設計の支援が可能となります。これからの改良にも期待をしたいところです。

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第三部では会場を提供いただいた東京ガスコミュニケーションさんからリビングデザインセンターOZONEのショールームを案内を頂きました。参加者皆さん興味津々で一日時間が会っても足りないと大変好評のうちに12月勉強会を終了することが出来ました。

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